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ルーたんのこと

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写真下手…orz

wwktさんは「粉姫」という可愛らしい名で呼んでくださった粉粧楼(Fen Zhang Lou)、ウチではぐっとくだけて「ルーたん」と……あるいは、最近ではさらにその……ばっちゃま……とか呼んでおりました。
ワタシのネーミングセンスに関しては、で悟って、諦めていただくとして。
前の蕾をボーリングさせてしまった後、雨風を防ぐため、よく繁っていたマザーズディの風下へ移動。このポジションチェンジをおかんガードと呼んだのがそもそも…orz
幸いおかん(スマン)は良く頑張ってくれて、豪雨のあとでもほとんど水滴がつくことはなくなったルーたんですが、今度はお粉をふきはじめ…みっちゃん(=ミストラル)たちに有効だった(様な気がした)介護用除菌ティッシュで毎日拭っているうちに…その……。
一応、我が家で唯一の「オールド」ローズでもあり。花期が終わったマザーズディのうらぶれ具合が「子を守る母」から「介護疲れの主婦」っぽくなったこともあって(ますますスマン)……ついつい、「ハイハイおばーちゃん、お水ですね?今お持ちしますからね~*」「あらあらおばーちゃん、またお粉がついてますよ~。キレイキレイしましょうね~~*」などと話しかけてしまうように……orz

今回の開花で心を入れ替えるかと言えばそうでもなく。花びらの繊細さも、うつむき加減に咲く姿も、化粧品を思わせるゴージャスな香りも、やっぱりどこか老女の趣き…のような。
爆育して、これでもかとばかり咲きまくってくれればまた印象も変わるのでしょうが…。ルーたんの明日はどっちだ。


さてそれはそれとして
只今大人気、美しく香りも良い『イングリッシュローズ』の数々、街で見かけるたびに人目もはばからず「くんかくんか、うっとり」の繰り返し。また最近はけっこうアチコチの園芸店で扱ってるのですよコレが…。
昨日もくじゅうでたくさん見て嗅いで、もはや馴染みの「ラジオタイムズ」と初見の「ヘブンリーローズ」にノックアウト。開花株を売ってた「ペガサス」からは必死にわが身を捥ぎ離すようにして帰ってきた…ところに、ルーたんの予期せぬ迎撃を受けたわけで。
ルーたんにはひとつジンクスというか『願掛け』というかが乗せてあったのです。
(上記以外にもヘリテージ、シャリファ・アズマ、アブラハム・ダービー等々、生で見て嗅いで魅了されなかった品種のない)絢爛たるER様方に激しく誘惑されつつも、これまでどうにか財布を開くことなく来れたのは、『粉粧楼すらきちんと開花させられないくせに、身の程知らずな…!』との自省が鍵だったのです……。
ルーたん……開花はとても嬉しいが、鍵まで開いちゃった気がするよ……orz

あああ…当分園芸店には近寄れない。春の花期が過ぎるまでは…。

by hibuchi | 2006-05-29 16:25 | 園芸