プルースト効果

最近食卓が(なんちゃって)インドです。

ったってひとりメシの定番「野菜炒め」の味付けの話ですが。
時によって「バターと醤油」「ごま油とオイスターソース」「オリーブオイルと塩とレモン」「にんにく・しょうがと鶏ガラスープ」、あるいは漢らしく(?)「オタフクお好み焼きソース」とか「ダイショー味塩こしょう」のみ、などなどパターンはいろいろあったんですが、それがここんとこほぼクミンシード&一味ベース一択。
まずは油とスパイスを加熱してなじませてから野菜を投入、塩加減は仕上げで。野菜の種類や体調・気分次第でマスタードシードやカルダモン、トマト、ヨーグルト、ココナツ等のオプションが加わる事もありますが、基本はクミンですな。

ちょっと前までは塩麹ブームが来てまして、豚・鶏等漬け込んでおいたやつを焼いて脂を出して、その脂と塩気だけ(あとは酒程度)で調味オシマイ、ってのが続いてたんですが。何がきっかけで切り替わったんだっけ。

ともあれ、麹の焼けるまろやかな匂いから、ホコリっぽいような腋臭いような(ヲイ)スパイシーな香りにシフトしている今日この頃の台所です。



ホンデこの香り、やたら母を思い出させます。
や、別に母がエスニックが得意だったってワケじゃないです。
母の作るカレーの匂い、じゃなくて母自身の加齢しゅゲホゴホン
特別体臭のキツい人だったわけでも、またそんなに濃密にスキンシップしてたわけでもないんですけどね。
亡くなって20年近くたつというのに。着ていた服とかはほとんど思い出さないのに。
嗅覚と記憶は脳のごく近い部位で処理されてるってのは本当ですね。

先日、叔父(母の弟)が亡くなりまして。
別の叔父から留守電に連絡が入っていたので折り返したら、電話の向こうでミョーな間があったんですよね。
葬儀のあとで聞いたら、『一瞬、姉ちゃん(死んだ母)からかかってきたかと思った』んだそうで。
普段の声はそうでもないけど、電話を通すと母の声にそっくりらしいです。自覚はないけど。



…そして最近、布団に入ったときなどにふと「お母さんのにおいがする」と感じる事が増えました……orz
…えーと…今、私が8歳のときの母の年齢か……。…着実に加れゲホゲホゴホン
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by hibuchi | 2012-11-16 06:12 | 物欲記