プチ逃避行

秋は深まり公私ともにモロモロ問題山積、ああ…どこかへ行ってしまいたい……
…と呟きつつ行事前残業連鎖をぶっちぎって、連休前の土曜日に不定休を入れたからには三日丸々使って遠方へ……

…とはならないのが小心なトコロ。いや、明日は伯父の三回忌だしさ……(って優先順位は仕事<法事かい!!)。


c0073332_22572126.jpgま、そーゆーワケでふらりと行ってまいりましたいのちのたびへ。JR片道一時間。
一応のメイン、明後日までの特別展示「世界遺産 ナスカ~地上絵の謎~」…には実は大して期待してなかったのですが、展示の大部分を意匠を同じくする陶器や織物が占めていて、予想外に結構満足。
常設展示は言ってみれば『死体ばかりの動物園』、「動く恐竜」ルームなんぞはある意味絶叫系、ここはやはり本来はコドモかカレシと来るべきアミューズ系のスポットなのかなあ…と思いつつ、一人ホログラムの古代魚が泳ぐ水槽前にぼーっと佇むオバサン……が傍から見れば一番のブキミ物品であったやも知れぬ(^^;
…ああ、また両国へ行きたくなりました…。

ともあれ、それなりにリフレッシュして帰宅……したらば郵便受けにメール便。
…随分前に予約注文…してホボ忘れていた(ヲイ)ゲームソフト
が……。

…本当の逃避行動は、これからだ…。








地上絵の『擬人化された(ナイフを持った)シャチ』を見て、ずいぶん昔に見た夢を思い出した。

ちょっと増水したら呑まれてしまいそうな水辺の白木の小屋で、たくさんの犬と猫と暮らしている私のもとへ、ある日古い友人が訪ねてくる。
彼は世界中に『終末が訪れる』ことを告げるため、シャチ(厳密には違うけれど)に姿を変えて川を遡る旅の途中なのだ。
終末はどうしても避けられず、彼の目的はただ全ての人に『故郷へ帰れ』『愛する人と共に在れ』と知らせることだけ。
彼自身は二度と人には戻れず、故郷に帰ることもできないというのに。
話す間にもどんどん大きくなっていくからだを持て余し、いずれそれ以上旅を続けることも、後戻りすることさえもできなくなることを知りながら、それでも彼は川を遡り続ける。
泳ぎ去る彼を見送った私は、どこへも行かずただ黙って犬たちを眠らせ、猫たちを撫で、小屋の壁の木目に埋もれるように眠る沢山の鳥たちを眺めている。
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by hibuchi | 2009-11-21 23:46 | 物欲記